長田裕の著作
2006年刊行 無血刺絡の臨床(三和書籍)
福田安保理論の追試とデルマトームを治療に使う新たな治療法を書いた。道具は尖端の尖った道具でチクンとする副交感反応を誘発し、血流改善、分泌、排泄反応などを利用して治療したさまざまな難病・難治性疾患に対する症例を解説した。
2009年刊行 無血刺絡手技書(三和書籍)
手技をデルマトーム支配と末梢神経支配の両面に求め、デルマトーム上に治療ポイントを創設した全く新しい治療概念。デルマトームには脳外科医キーガン医師のチャートを使用し彼のデルマトームの正当性を証明した。脊椎棘突起間にゼロポイントと呼ぶ治療点を設け様々な疾患に対応できる治療理論を確立した。
2015年刊行 自分でできるチクチク療法(三和書籍)
2007年刊行の「無血刺絡療法」が絶版となり2冊に分冊したなかの一冊。主に一般読者向けに、より具体的なセルフ実技を解説した。他に食養・運動・家庭療法などの積極的な取り組みを啓もうしている。特に食養では人類史から考えた食メニューでアトピー・喘息・その他難病に大きな成果をあげている。
2021年6月刊行 Heal Yourself with PNST: A personal guide to better health (PCS Press)
Heal Yourself with PNST: A personal guide to better health。
「自分でできるチクチク療法」の英語版として発刊された。世界の一般読者を対象に翻訳された本。AmazonでPOD(Print on demand)として買えますが店頭では買えません。
2007年刊行 無血刺絡療法(河出書房新社)
現代の膨張する医療費に対し、薬も注射も湿布も使わずに治すという目標を掲げ、医療の在り方を問いかけた啓発本。20年経った今、医療費抑制は小さなクリニックで達成できた。名称も無血刺絡療法からPNSTという名に変え、世界の医療にお金をかけることのできない国々を対象に普及を目指している。
2013年刊行 顔もみ療法(マキノ出版)
2013年発刊。顔をもむことにより、顔の三叉神経を通じて脳幹部の自律神経中枢へと刺激がインプットされ、遠心性に迷走神経を通じて胸腹部内臓諸器官へと効果が伝達され自然治癒力を向上させる。自律神経の調整のみならず白内障予防、視力アップにも役立っている。
2015年刊行 チクチク療法の臨床(三和書籍)
「自分でできるチクチク療法」の姉妹書で、合本すると500ページを超える大著なためやむなく分冊した。しかし、一般読者にも読んでもらいたい内容となっている。数多くの難病治療例の紹介と治療経過を書いている。特に痺れの治療は、薬以外の体系的治療としては、世界初の試みとなっており、チクチク療法治療家にはバイブルとして使って頂きたい内容となっている。
2023年7月刊行 PNST: Treatment for Pain and Numbness (三和書籍)
AmazonよりPODにて発刊。出版社は三和書籍。店頭では買えません。
米国Amazonと日本Amazonを紹介します。
US Amazonのページです。
PNST - Treatment for Pain and Numbness (English Edition): Hiroshi Nagata: 9784862515032: Amazon.com: Books
日本Amazonのページです。Amazon.co.jp: PNST - Treatment for Pain and Numbness (English Edition) :Hiroshi Nagata: 洋書
今は円安ですのでドルで買ったほうが安いですね。
最新刊: 痺れと神経痛の治療例集
目次
巻頭図解
局所治療パート
上肢の末梢神経刺激治療ポイント
下肢の末梢神経刺激治療ポイント
用語の解説
治療ポイント・治療パートの一覧
推薦文:
医療法人モクシン堀田修クリニック院長 堀田修先生
札幌ふしこ内科・透析クリニック院長 角田政隆先生
おことわり
まえがき
第Ⅰ章 脊椎疾患
Ⅰ—1 頸部神経根症
Ⅰ—1—1 C3、C4頸部神経根症
Ⅰ—1-2 C5神経根症
Ⅰ—1-3 C6神経根症
1—1-4 C7神経根症
Ⅰ—1-5 C8神経根症
Ⅰ—1-6 複数の頸部神経根症
Ⅰ-2 頚椎損傷
Ⅰ-3 頚髄症
Ⅰ-4 頸椎または腰椎後縦靭帯骨化症(OPLL)
Ⅰ-5 むち打ち後遺症
Ⅰ-6 腰部脊柱管狭窄症(Lumbar Spinal Stenosis,LSS)
Ⅰ-7 腰椎椎間板ヘルニヤ
Ⅰ-8 腰髄症と脊髄性筋萎縮症
Ⅰー9 脊髄空洞症
第Ⅱ章 上肢のニューロパチー
Ⅱ—1 正中神経(MN)ニューロパチー
Ⅱ—2 尺骨神経(UN)ニューロパチー
Ⅱ—3 橈骨神経(RN)ニューロパチー
Ⅱ—4 肩甲上神経ニューロパチーと筋皮神経(MCN)ニューロパチー
Ⅱ—5 腋窩神経(AXN)ニューロパチー
Ⅱ—6 胸郭出口症候群
Ⅱ—7 肩甲肋骨症候群
第Ⅲ章 下肢のニューロパチー
Ⅲ—1 大腿神経(FN)ニューロパチー
Ⅲ—2 外側大腿皮神経痛(LFCN neuralgia)
Ⅲ—3 総腓骨神経/浅腓骨神経(CPN/SPN)ニューロパチー
前脛骨筋麻痺と下腿の痺れや痛み
Ⅲ—4 伏在神経ニューロパチー
Ⅲ—5 足底神経ニューロパチー(足根菅症候群含む)
第Ⅳ章 複数部位に発症するニューロパチー
Ⅳ—1 多発単神経ニューロパチー
補遺
Ⅳ—2 梨状筋症候群に伴う多発単神経ニューロパチー
第Ⅴ章 代謝性ニューロパチー・中枢性痺れ
Ⅴ—1 糖尿病性ニューロパチー
Ⅴ—2 尿毒症性ニューロパチー
Ⅴ—3 薬剤性ニューロパチー
Ⅴ—4 脳卒中後遺症の痺れ
第Ⅵ章 顔・首・頭のしびれと痛み
Ⅵ—1 三叉神経痛、三叉神経ニューロパチー
補遺 半側顔面痙攣
Ⅵ—2 大後頭神経痛・小後頭神経痛・C1神経根症
Ⅵ—3 大耳介神経痛と頚横神経痛
第Ⅶ章 血管閉塞後の痺れ
Ⅶ—1 脊髄動脈閉塞症による痺れ
Ⅶ—2 動脈または静脈閉塞後に生じた痺れ
第Ⅷ章 感染後ニューロパチー
Ⅷ—1 ギランバレー症候群
Ⅷ—2 帯状疱疹後神経痛(PHN)
Ⅷ—3 髄膜炎後遺症
第Ⅸ章 特異的な症例
1 反射性交感神経性萎縮症(RSD)
2 肛門性器および鼠径部痛症候群
あとがき・・・183頁